妊娠線がかゆくてなかなか寝付けない・・・
妊娠線って掻いても大丈夫なのかな・・・
悩みを抱えている妊婦さんは多くいらっしゃいます。
妊娠線は約3人に1人の割合でできるものだからこそ、皆さん似た様な同じ悩みを持つものです。
妊娠線がかゆいと「お腹の赤ちゃんにも何か影響してしまうのかな」といった不安も生まれますよね。
待望の第一子を授かった妊娠3ヶ月の新ママ。
夫の転勤で上京し。近所に相談できるママ友も少なく不安なことだらけ。
趣味はカフェ巡り。カフェで妊娠情報サイトをネットサーフィンすることが最近の日課。
新ママの不安や悩みをサポートすることが大好きな2男2女のベテランママ。
赤ちゃんと一緒に行うヨガ"ベビトレヨガ"の教室も運営中。
産前・産後の知識を豊富に持つ、頼れるアドバイザー。
目次
妊娠線がかゆくなる原因って何?
妊娠線がかゆくなる大きな原因の1つとして、ホルモンバランスの影響が挙げられます。
コラーゲンの産生を促すホルモンが妊娠中に大量に分泌されることで、皮膚の弾力性が失われていきます。
皮膚の弾力が失われることで皮膚が乾燥しやすくなります。
皮膚が乾燥されることで、洋服が擦れる・下着に締め付けられるといった少しの刺激でもかゆみを感じてしまうようになるのです。
妊娠線って掻いたらダメなの?
妊娠線を掻いてしまうと跡になって残る恐れがあるのでやめましょう。
なぜ跡が残るのか?
掻くことで皮膚に湿疹ができ、ひどくなると色素沈着してしまう可能性があるためです。
とくに妊娠中の敏感肌の時は、色素沈着しやすくなっているため注意しなければなりません。
妊娠線を掻くことは、余計に妊娠線を目立たせてしまう行為になります。
- 妊娠線がかゆくなる大きな原因の一つはホルモンバランスの影響
- 妊娠中は皮膚が乾燥しやすくなるため少しの刺激でもかゆみを感じやすい
- 妊娠線を掻くことは余計に妊娠線を目立たせる行為
妊娠線のかゆみに打ち勝つための4つの予防と対策!
妊娠線のかゆみを早くどうにかしたい!
妊娠線のかゆみに打ち勝つための4つの予防と対策をご紹介します。
1.乾燥肌を保湿する
まずは、乾燥したお肌をたっぷりと保湿してあげましょう。
おなかが大きくなるにつれて、伸びて薄くなった皮膚は乾燥しやすく妊娠線ができやすい状態になります。
なぜ妊娠すると乾燥肌になりやすくなるのでしょうか?
原因は、妊娠をすると体の中で大きな変化が生まれ、お肌の調子を整える機能が乱れる為です。
普段から乾燥肌体質の人は、とくに妊娠線の発症率が高く、簡単に妊娠線ができてしまう傾向にあるようです。
かゆみ対策として乾燥肌の方はこまめに保湿してあげることが大切です。
こまめに保湿してあげることは、
- 妊娠線のかゆみを軽減する!
- 妊娠線をこれ以上増えにくくする!
といった、2つの大きなメリットがあります。
こまめに入念に肌のケアを続けて行うことが重要になるのです。
妊娠線予防 乾燥肌対策一覧
クリーム | オイル | ローション | パック | |
水分 | ○ | ▲ | ◎ | ◎ |
油分 | ○ | ◎ | ▲ | ▲ |
浸透 | ▲ | ▲ | ○ | ○ |
保湿維持力 | ○ | ○ | ▲ | ◎ |
<クリーム>
・水分と油分の両方を補える
・生まれてきた赤ちゃんにも使える
・商品数が多い
お肌に極度の悩みがない方には、ダブルでケアできるからオススメよ♪
<オイル>
・肌内部から水分が蒸発するのを防ぐ
・お風呂上がりの柔らかい肌に向いている
・伸びがいいので広範囲に塗りやすい
<ローション>
・水分量が多い
・べたつきにくい
・伸びがいいので広範囲に塗りやすい
<パック>
・水分量が多い
・保湿維持力が高い
・おなかにフィットする
商品別にメリット・デメリットはあります。
妊婦さんによっては、メリットを掛け合わせることでダブル予防をする方も多くいらっしゃいます。
自分にあった乾燥肌対策を行なっていきましょう。
2.肌に優しい衣類を身につけて清潔な状態を保つ
産前・産後はとくにお肌が敏感になっています。
少しの刺激でかゆみが生じてしまうものです。
なるべく通気性がよく、身体に密着しすぎないゆとりのある衣服を身につけましょう。
衣類そのものに付着している雑菌がかぶれを悪化させる原因にもなりかねません。
常に清潔な状態の衣服を身につけましょう。
3.体重管理を徹底することで急激に太らないようにする
妊娠をすると急激な体重の変化が激しくなります。
必要以上に体重が増えれば、余分な脂肪がついているお腹もその分大きくなります。
大きくなったお腹に皮膚の伸びが追いつかないために、かゆみのもとである妊娠線ができやすくなります。
なぜ急激に体重の変化が起きてしまうのでしょうか?
原因は、妊娠によるホルモンバランスの変化で脂肪がつきやすくなってしまうためです。
ホルモンバランスが変化して乱れると、
- 満腹感がなく食欲が止まらない
- 代謝が落ちて水分や脂肪を溜め込みやすい
- イライラして暴飲暴食をしてしまう
といった状態が起こりやすくなります。
適度な運動や朝日を浴びて体内時計をリセットすることでホルモンバランスの変化をケアしましょう。
習慣を少しずつ取り入れることで、ホルモンバランスを整えて急激な体重の変化が起こらない様にしましょう。
4.もう我慢できない!ってなった場合は受診
妊娠時だけ起こりうる皮膚疾患が多いのも事実です。
全身に激しいかゆみを感じるものの、発疹は見られないといった場合もあります。
妊娠中期から後期、産後すぐの時期に起きることもあります。
悪化や再発を繰り返すこともあるため、産婦人科や皮膚科で受診することをオススメします。
- 乾燥した肌に保湿をたっぷりしてあげることがかゆみ軽減へとつながる
- 肌にやさしい衣類を身につけて清潔な状態を保つ
- 体内時計をリセットできる新しい習慣を取り入れる事で体重管理を徹底する
⚠️治らない場合は早めに病院へ⚠️
大切なのは早期予防・早期実践
妊娠線のかゆみについての原因・予防・対策をお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか?
妊娠線は残念ながら一度できたら完全に消すのは難しいです。
昔は、「妊娠線ができるのは当たり前だ」と言っておりましたが、美への意識が高まってきている現代はとくに美容に関して敏感になりますよね。
妊娠線予防は、こまめに続けて、習慣として実践することが重要です。
妊娠線予防を継続して実践することが、快適なマタニティライフにつながるのです。
いつまでも綺麗でオシャレなママであり続けるために、今できることから始めていきましょう!